フリントは風に舞う。

アニメ語りメイン。出崎、富野好き。実写は目下勉強中。

『セブン』を観た

 

 

『セブン』

公開:1995年
監督:デヴィッド・フィンチャー
脚本:アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
出演者:ブラッド・ピット
    モーガン・フリーマン

 

デヴィッド・フィンチャー監督作『セブン』を観た。本作は「七つの大罪」をモチーフとした「刑事もの」。ブラッド・ピットモーガン・フリーマン、ふたりの刑事が連続殺人犯に迫っていく。
殺人事件と並行し、キリスト教なテーマもドラマとして進行する。「失楽園」や「七つの大罪」といった題材は本作に限らず、欧米ではよく好んで用いられるテーマだ。代表として『ダークナイト』がある。でも、不勉強なものでキリスト教にはあんまり詳しくない。こういうのを知ってるともっと楽しめるんだろうなー。
事前情報としてラストシーンは衝撃的と知っていた。たしかにずっと心のしこりとして残るようなラストだった。

 


町山智浩の映画塾! 「セブン」<復習編> - YouTube

町山智浩の映画塾! 「セブン」<復習編>】メモ
・OPが見どころ。とにかくカッコいい。
・「銀残し」。くすんだ雰囲気のある映像。
現代アートを取り入れている。ウォーホル。
・ミルトン『失楽園』からの引用。ブラッド・ピット夫婦はアダムとイブ。ブラッド・ピットが馬鹿なのはアダムだから。知恵の実を食べる前。ケヴィン・スペイシーが誘惑して罪を犯させる。
・知的教養、アートが話題となった。
・犯人が自首するのが衝撃的。
・カメラワークもいい。
・監督「傷が残る映画じゃダメなんだ」。70年代の映画がそうだった。