フリントは風に舞う。

アニメ語りメイン。出崎、富野好き。実写は目下勉強中。

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■劇場版 アイカツ!
『劇場版 アイカツ!』を観てきました。第1話から見続けている身としては、涙必至の内容でした。

本作は、“大スター宮いちごまつり”というだけあって、本作はいちごを描き切った作品だった。TVシリーズはすでに世代交代も行わており、映画版はいちごの卒業公演のような位置づけにある。
アイドルデビューから見続けている身としては、いちごの成長っぷりに泣けてきた。今後いちごは、作品のなかで一線を退くことを踏まえると、嬉しい気持ち半分、寂しい気持ち半分という感じ。

いちごにスポットを当てた内容ではあったが、神崎美月のドラマもしっかり用意されていた。美月はいちごがアイドル目指すきっかけになった人物。いちごと美月の関係性は、『エースをねらえ!』のひろみとお蝶夫人と同様のものだ。その結末も王道だったけど、そのぶんストレートに感情を揺さぶられた。

アイカツ!」ファンとしては満足な内容だったけど、映画としてはちょっとパンチが弱いかも。映像的にもシナリオ的にもTVシリーズと大差なく、どちらかというと「TVスペシャル」に近かった。

自分はアイカツファンだけど、最近は熱が徐々に冷めつつある。前クールぐらいから録画も溜まりっぱなしだし。新主人公の大空あかりはいい子だけど、やっぱりいちごと比べると、見劣りしてしまう。それは、あかりがキャラクターとして悪いということではない。それ以上に、いちごが魅力的過ぎたのだ。何となく最近は「プリパラ」に押され気味に感じる。

でも、好きな作品なのでこれからも視聴は続けます。たぶん、早送りとかになるけど……。