フリントは風に舞う。

アニメ語りメイン。出崎、富野好き。実写は目下勉強中。

アニメレビュー 07/05(土)

■「RAIL WARS!」第1話
監督:末田宜史/シリーズ構成:鈴木雅詞/キャラクターデザイン:うのまこと/音楽:藤澤慶昌/アニメーション制作:パッショーネ

原作はライトノベル。「鉄道」をモチーフとしたニッチな作品。観続けたら電車の知識がかなり増えそう。「鉄道オタ」向け?
国鉄が民営されなかった架空の日本」という設定は斬新。
アニメーション制作はパッショーネが担当。初めて聞いた制作会社だ。映像のクオリティは高くない。よくあるライトノベル原作のアニメという印象。
第1話では、窃盗犯を退治するくだりがドラマの見せ場となっていた。その退治の仕方は、電車の知識を応用したもの。
1話では、敵対組織など、ドラマの対立軸となる要素が明示されなかった。先が気になるところだが、おそらく観ない。
なお、本編視聴後に、原作者とアニメーターの騒動を知った。けっこう激しいやり取りをしていて驚いた。



■「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」第1話
原作:小杉光太郎/監督:名和宗則/シリーズ構成:綾奈ゆにこ/キャラクターデザイン:清水祐実/音楽:長谷川智樹/アニメーション制作:feel.

「アイドルもの」。原作が『まんが4コマぱれっと』連載の4コママンガということもあり、「ゆる~い」アイドルアニメ。
「アイドルもの」の中でも「ご当地アイドル」にスポットを当てているのが特徴。最初のステージは、市民プールの仮設ステージだった。その地味さに、ご当地感がにじみ出ている。
シリーズ構成は、大のアイドル好きである綾奈ゆにこが担当。同じくアイドルアニメである、『アイカツ!』の脚本も担当している。女流脚本家ということもあり、セリフの端々に独特な感性を感じる。
とりあえず2話も観てみよう。


■「プリパラ」第1話
原作:タカラトミーアーツシンソフィア/監督:森脇真琴/シリーズ構成:土屋理敬/キャラクターデザイン:金谷有希子(原案)原将治、Cha Sang Hoon/音楽:斉藤恒芳/アニメーション制作:タツノコプロ、DONGWOO A&E

プリティーリズム』シリーズを受け継いだ女児向けアニメ。でも『プリティーリズム』は未見である。
アイカツの影響を強く感じる。「アイドル」「ファッション」「着せ替え」など類似点が多い。『プリキュア』の新シリーズもそうだが、これらの要素は女児向けアニメで「鉄板」になりつつある。プリチケを割って、友達と交換出来るという設定は斬新だった。
ギャグの多さ、展開の早さ、キャラクターのはっちゃけ具合など、『アイカツ!』と比べるとややテンションは高い。だが、ダンスパートを含めて、映像のクオリティは『アイカツ!』に劣る。
「プリチケ没収おばさん」のインパクトが凄かった。
視聴を継続するか分からないが、とりあえず2話も観る。