フリントは風に舞う。

アニメ語りメイン。出崎、富野好き。実写は目下勉強中。

07/23(水)

■「ガンバの冒険

第9話から第12話まで視聴。
9話は、ザクリ完結編。ザクリを見事に倒すが、クリークもその犠牲になる。単に「やった、倒した!」で終わらない、哀切さが印象的である。この辺に本作の「深み」があると感じる。
11話では、『男はつらいよ』の寅さんをパロったネズミが登場、個性的なキャラであった。トラゴローはガンバたちを罠にかけるが、帰郷して母や仲間たちが消え失せたことに失望する。そんなトラゴローに対して、ガンバは「だったら旅に出て、母さんを探せばいい」と励ます。このあたり出崎イズムを感じるところ。
第12話は、祭りの風景が描かれる。久しぶりに描かれる人間社会が印象的だった。

■「モモキュンソード」第3話
本編後に艶鬼の声優がたかはし智秋だと知ったんだけど、本人のお色気なイメージとよく合ってる。
安倍晴明は胡散臭いで疑って見ていたところ、終盤でやはり「黒」だと判明。鬼姫と艶鬼は互いに信頼深いなど「鬼族」は、完全な「悪」としては描かれていない。安倍晴明が象徴的だが「人間」のほうが悪く描かれていきそう。最終的に、展開と鬼族が共闘して、人間の悪者と戦う流れに?
本作は70年代のヒーローものや、魔法少女もののフォーマットにのっとた物語構成になっている。だから、けっこう安心して、というか気楽に観れていい。

■「宇宙戦艦ヤマト2199」第16話
イズモ計画派のクーデター編。1話だけで意外とサクッと解決したなー。でもサスペンス感があって面白かった。
3Dで描かれた怪物がインパクトあるデザインだった。アナライザーとの肉弾戦も面白かった。
「表がえった」は名セリフである。