フリントは風に舞う。

アニメ語りメイン。出崎、富野好き。実写は目下勉強中。

アニメレビュー07/11(土)

■「グラスリップ」第2話
透子の「恋愛解禁」宣言によってグループに走る衝撃。幸や雪哉は、透子がやなぎに好意を抱いているから「恋愛解禁」に至ったと誤解、その微妙なズレが面白い。
雪哉が透子に告白するくだりは既視感がある。『たまこラブストーリー』だ。告白後に硬直してしまう透子、その緊張を破るかのように倒れる自転車など、ユーモアがある雰囲気でおかしかった。
2話にして告白というのは、昨今の「一方通行恋愛もの」と比べるとかなり展開が早い。ダラダラやられるよりも個人的には好き。
「青春群像劇」ではあるが、「未来が見える」という設定が特徴的。今後この設定が物語をどう盛り上げていくのか楽しみなところ。



■「東京喰種 トーキョーグール」第2話
第1話に引き続き、「人間」と「喰種」の狭間で苦悩する研が描かれていた。
表現で面白いと思ったのは、戦闘シーンでネガポジ反転したような映像演出。放送コード的にバイオレンスさを軽減させる狙いもあるのだろうか。何にせよ「異質さ」が際立っていて面白い。
本作はけっこう気に入っている。森田修平監督は、本作がTVシリーズ初監督だけど、けっこういい仕事してますなー。